ご無沙汰してます。サターンと申します。
皆さんは「VRChat」というゲームを知っていますでしょうか?
多くの人は一度は耳にしたことがあるゲームだと思います。最近はテレビなどでも紹介されていて今年はVRが流行る!なんてことも言われたりしています。
去年の6月ごろ、僕はVRゲームに興味があったので思い切ってVRゴーグルを購入し、VRの世界を堪能していました。その時友人から「せっかくVR買ったんだったら一緒にVRChatやろうぜ!」と誘われました。もともとVRChatには興味もありダウンロードは無料だしやってみるだけやってみよう~と思いプレイしました。
そこから俺の人生が壊れました。
第1章 終わりの始まり
このノリで最後まで書くのキツいのでやめます。打ち切り。
というわけで、このゲームにハマりにハマってしまい約半年で1000時間以上もプレイする中毒者になってしまいました。つい先日、Trusted Userという一番上のユーザーランク、いわゆる不名誉な称号をいただいたので、記念にVRChatの魅力や自分が言いたいことなど語っていこうと思います。お時間ありましたらどうぞお付き合いください。
1.そもそもVRChatってどんなゲーム?
VRChat(以後VRCと省略)は端的に説明すると「何でもできるゲーム」です。
ドライブしたい?できます。
パターゴルフしたい?できます。
宇宙旅行したい?できます。
え?ネプリーグのファイブツアーズやりたい?なんでそんなマイナーな...そんなことできるわけ
できます。
このゲームはユーザーが作ったいろいろなワールドに遊びに行き、そこで綺麗な風景を見たり、ゲームを楽しんだり、写真を撮ったりなどかなり自由度が高いゲームとなっております。
ただやはり最大の特徴はVRでプレイできるということ。上記に挙げたドライブ、パターゴルフ、宇宙旅行、ファイブツアーズ、すべてVRでプレイできます。
っていうか本当に何でもできるのでVR買ったらとりあえずこのゲーム入れればやってみたいこと全部できると思います。入れるだけなら無料ですしね、入れるだけなら、ね。
2.VRCの魅力
僕がVRCで気に入っているところはゲーム内で写真を撮れることです。
自分のアバターの写真だったり、
海行ってきた写真だったり、
寿司食べに行った写真だったり、
クラブに行ってきた写真だったり、
フレンドと遊んだ思い出が写真として残るのはとても素晴らしいです。
VRCだからどんな場所に行けるし現実では取れないような写真が簡単に撮れるのもいいですね。
特に集合写真が好きですね!昔はこんな姿だったな~とかこの人懐かしい元気してるかな~とかいろいろな思い出が蘇ってきてきますね。コロナの関係で友人と集まりにくいこの世の中でもVRCなら家で簡単に集まることができます。いいですよね~。
ん?「写真に女の子しかいなくないか」だって?あぁ、気づいてしまいましたか...。バレてしまったものは仕方ありません。真実に気づいてしまったあなたにはこのゲームの本当の魅力をお伝えしようと思います。
:注意:
ここから先、VRCの良くないところや記者のお気持ちが多めに書いてあります。文章が支離滅裂だったり人によっては不快な気分になるような内容が含まれている可能性があるので、見たくない人は読むのを中断することを推奨します。ただ、VRCをけなしているわけではなく、大好きだからこそ知らない人にもすべて知ってほしいと思いこのブログを書いています。私は一向にかまわんッッっていう方は自己責任でお願いします。
3.何でもできるということは
このゲームのアバターやワールドは主にUnityというソフトを使用して作成します。Unityとは簡単に説明するとゲーム開発ツールで、技術さえあればいろいろなことができます。
VRC上ではそのアバターになって操作するので自分がその姿になっているような感覚だと思ってください。
Unityといういろいろ作れるソフト...そして作ったアバターになれるというVRC...だったらやることは一つ.........
女の子になるしかねぇよなぁ!!!!???
いやおかしいだろ。俺もわからん。気づいたら女の子になってた。why?
というのも、このゲームのユーザーの9割が男性です。なので、ほとんどの人が女の子のアバターです。男性しかいないから女性しかいないという異常事態が発生しています。
俺も最初は棒人間のようなアバターでやろ~!って思ってたんですよ。初めてプレイしたときにこのゲームの案内してもらったんですけど、案内人全員女の子で案内終わったころには俺も女の子にされてました。
外見女の子だったらやっぱボイチェンとか使って話すの?っていう疑問なんですけどそんなことないです。地声です。外見美少女からバリバリの男の声がします。美少女たちが男の声で会話してるという奇妙な現象が見れるのはこのゲームだけだと思います。
4.ハーレムの世界が良いとは限らない
見渡す限り可愛い女の子だらけで最高の世界じゃ~ん!と思うかもしれませんが、ここで一つの問題が生じます。女の子アバターじゃない人が浮いてしまうという件です。例えば好んでロボットのアバターを使ってVRCをプレイしている人がいるとします。ロボットが女の子だらけの場所に行ったら当然存在感がありますよね。周りの人からは「あの人一人だけロボットなんだけど...怖いから近寄らんとこ。」と思われてしまい外見が原因で距離を置かれてしまうケースもあります。自分はただ好きな姿になって遊んでるだけなのに、周りが女の子ばっかりなのに女の子じゃない奴はおかしい、と思われてしまっているのが可哀そうです。
ただ、ユーザー全員がそう思っているわけではなく「ロボットかっこいいですね~!」って逆に近寄ってくれる人もいます。全体的で見るとやっぱり女性アバターがかなり多いですが、イケメンの男性アバターだったりモフモフの動物アバターだったり、いろんな外見の人がいます。外見がみんなと同じ女の子じゃないからあの人とは話したくないっていう考え方は無くなってほしいです。実際話してみたら面白い人だったりするパターンあるので。
5.コミュ障にはかなり辛いゲーム
VRCは部屋を作る際入ってこれる人に制限をかけることができます。
Public:誰でもはいれる
Friend+:部屋主のフレンドとそのフレンドのフレンドが入れる
Friend:部屋主のフレンドのみ入れる
Invite:部屋主が招待した人のみ入れる
主にこの4つです。もう一つInvite+というものがありますが似たようなものなのでここでは省略します。これらをインスタンスと呼ばれていますが各インスタンスにメリットとデメリットがあるので説明していこうと思います。(メリットデメリットは記者の感想なので正しいわけではないです。)
1.Public
メリット
・誰でも入ってこれるからいろんな出会いがある
・フレンドがいない時間帯でも誰かしらいることが多い
デメリット
・誰でもはいってこれてしまうので荒らしが多い
・外国人が多いから言語が通じず会話ができない
・フレンド同士で固まっていることが多い
誰でもはいってこれるのでどの時間帯でも大体人はいますが外国人が多かったりします。そして目に悪いアバターだったりうるさいアバターが邪魔してきたりと荒らしがかなりいます。ただ対策として日本人のみが集まれるワールドもあったりしますが、ここで一つ問題が。コミュ障だから話しかけられない問題です。これ本当にきついです。俺もVRCを始めた当初はかなりのコミュ障で自分から話しかけることがほぼできませんでした。VRChatというゲームタイトルにある通り人とお話しするゲームなので、こればっかりは本当どうしようもないです。
2.Friend+
メリット
・フレンドのフレンドが入ってくるので知らない人でも少し信頼できる
・いろんな人が入ってこれやすい
・誰でも入ってこれるわけではないので荒らしがあまりいない
デメリット
・Publicと同じでフレンド同士で固まりやすい
・どんどん人が増えるので処理が重くなる
Friend+が一番主流のインスタンスだと思います。部屋主のフレンドは入ってこれるし、そのフレンドのフレンドも入ってこれるし、そのフレンドのフレンドのフレンドも入ってこれるし、そのフレンドのフレンドのフレンドのフレ
とまぁ、知らない人がいっぱい入ってきて実質Publicみたいなもんですが、荒らしは全然いないので大体このインスタンスを使ってる人が多いです。
3.Friend
メリット
・部屋主のフレンドしか入れないので部屋主にとっては知らない人が来ない
・Friend+に比べて人が増えにくい
デメリット
・部屋主のフレンドじゃない人は入れない
・フレンドとしか話さない人がいる
Friend+とはまた違ったメリットデメリットがあるのがFriendインスタンスです。部屋主からしたら入ってくる人は全員フレンドなのでかなり気が楽です。
デメリットに下線が引いてある「フレンドとしか話さない人がいる」という点ですが、フレンドに会いに来ただけであって同じインスタンス内にいる人とは全く話さない人のことです。これすっごくしんどいんですよね。最近俺は知らない人でもよく見かける人だから~ってことで話しかけてみたりしていて、大体の人はそこから会話が弾んだりフレンドになったりするのが多いんですけど、たま~に話しかけても無反応で部屋主以外の人には一切興味を示さない人がいるんです。その人が悪いってわけじゃないんですけど、俺としては悲しいです...。せっかくのFriendインスタンスだからみんな仲良くしていきたい!って俺は思ってますが、その逆でフレンド以外興味ないっていう人もいるので、この悩みは解決しなさそうです。泣き。
4.Invite
メリット
・部屋主が招待した人しか入ってこれないのでプライベート部屋を作れる
・入ってきた人も部屋主が招待しない限り知らない人が入ってくることはないので安心できる
デメリット
・ほかのフレンドからはプライベート表示になる
・居心地が良すぎるゆえにプライベートにこもる人が多い
最強のインスタンス、Inviteです。部屋主のフレンドでも入ることができず、入るには招待が必要というVIPハウスみたいなもんです。他の人は一切入ってこれないので居心地は最強だと思っています。ただ、良すぎるゆえに多くの人がプライベート表示になっているのが現状です。上記には書いてませんでしたが、フレンドが知らない人が立てたFriendインスタンスにいた場合でもプライベートという、この人はオンラインだけどどこにいるかは内緒だよっていう表記になります。「このフレンドはプライベートにいるっぽいし会うのはまた今度にしよう...」と必然的に会う頻度が減ってしまいます。
実際フレンドの半分くらいがプライベートにいるので、会いたくても会えない片思い状態が起こっているのが悲しいです。
6.外見が良すぎると何が起こるか
ここがVRCにおいて一番闇が深い部分だと思います。見たくない方は7までどうぞ。
これが僕のアバターです。いや~顔が良いですね。
VRCには外見が良い女がたくさんいます。中身の人の仕草は可愛い女の子がやってるように見えるので正直言って何をしても可愛いです。そしてこの感情が発展すると男だろうと関係なく中身さえ可愛く見えてきます。
...は?wいやいや、そんなわけないでしょ。って思いましたね?でもこれが現実です。その証拠として「お砂糖関係」なんてものがあります。
VRCを長くやっている人ならお砂糖という関係がいかにタブーな立場かよくわかると思います。もしかしたら読者の精神にクリティカルダメージを入れてしまう可能性があるのであまり掘り下げたくない話題ですが、知らない人のために説明します。メンタルがやられたという苦情は受け付けません。閲覧は自己責任でお願いします。
お砂糖はVRC上のカップルだと思っていただければわかりやすいです。意外にもこのお砂糖をやっている人が多く珍しい関係ではありません。やってることも現実のカップルのような感じでいつも一緒にいてイチャイチャしたり惚気を言っているような感じです。
異常なのはこれを男同士でやっているということです。仲良かった人がお砂糖になって他の人と幸せそうにしているところを嫉妬してしまう人がいます。まぁ嫉妬なんて現実世界でもよくあることですよね。ただこれがVRC上だと「男同士の恋愛に嫉妬している男」という救いようがない地獄絵図が完成します。
長く続くお砂糖もいれば途中で別れてしまうお砂糖もいます。そこでかなり厄介なのが人間関係の悩みが出てくることです。このVRCというゲーム、一般的なゲームはクリアできない、上手くなれないなどが悩みとして出てくると思いますが、VRCはコミュニケーションゲームなのでゲームの悩みではなく人間関係の悩みが出てきます。
実際、VRCユーザーで人間関係に悩んでいる人は大半います。僕もその一人でした。たださらに厄介なのが一度関係が崩れてしまったら立て直すのは難しいということです。先ほども言った通りこの世界には外見が良い女なんて山ほどいます。一人失ったとしてもその人の代わりなんていくらでもいるのです。外見以上に内面がいい人だったら話は別ですが、ここは外見で判断される世界。これがVRCにおいて最も最悪な部分です。
闇の部分がさらに気になる方は「VRCお気持ち代弁」と検索してみてください。そこに答えがあります。
-----6を見たくない人用のスペース-----
7.VRCは無料!
VRCはゲーム自体は無料でプレイすることができ、オンラインゲームですが月額払わなきゃできないという制限はなく基本的に無料のゲームです。あまり知られてないのですが、VRゴーグルがないとプレイ不可能というわけではなくデスクトップでもプレイは可能です。では、ここで俺がVRCにつぎ込んだ金額を見てみましょう。
・VRゴーグル 約4万円
・フルトラッキング代 約8万円
・アバター代 約8万円
計 約20万円~!
は?
そう、悪質な詐欺です。DLCが20万以上もするなんて聞いてないよ~泣。
フルトラッキングというのは簡単に説明すると、VRゴーグルのみだと頭と手しか動かせませんが、追加で足を動かせるようになる機材です。「足を動かすためだけに8万円...?w」っておい今そこの笑ったやつ、こっちの世界に引きずり込んでやるよ。来い。
冗談は置いといて、VRCをプレイしてるといろんな人のアバターを見て、自分のアバターをもっと可愛くしたい!という欲が出てきます。結果お金が飛ぶわけですね。しゃあない。
8.可愛い体を手に入れたらやることは一つ
アバターはboothで購入したものをUnityで改変して自分好みにすることができます。好きな服を着せたり、いつもと違う髪形にしてみたり、いろんな表情を入れてみたり。アイデア次第で無限大の改変ができます。
っつーことはよォ...自分好みの女を脱がせてエロい表情入れて写真を撮るっていうことも"可能"ってわけだよなァー!?
アカーン!!!(宮川大輔)
人がいっぱいいるところでNSFW行為はやめようね!!!!!
9.最後に伝えたいこと
僕はこのVRCというゲームに出会えて本当に良かったと思っています。1000時間以上プレイした今でも毎日楽しんでプレイしています。最近はVRゴーグルつけたまま寝るVR睡眠もやりはじめるようになりましたガチ沼です本当にありがとうございました。
せっかく好きなゲームのブログを書いたのに半分以上闇が深いことについて書いていましたが、現実にも影響が出てくるほどのゲームです。1000時間ほどプレイして軽い気持ちで進めるようなゲームではないと僕は思ったのでこのゲームの全貌を書きました。決してつまらないというわけではなく、ありえないほど楽しいんだけどそれだけじゃないよってことを伝えたかったです。
ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございました。このブログをきっかけにVRCを知っていただけたら幸いです。それでは。
あ、俺の推しアバターのウルフェリアちゃんをよろしくね!